上の湯温泉 温泉旅館 銀婚湯 (ぎんこんゆ)
2011.12.25




道南、上の湯温泉郷の銀婚湯。
歴史ある老舗旅館の風格を感じさせる佇まいです。
111225_134002

111225_133938

場所は、パシフィック温泉ホテル 清龍園のから数百メートル山側に登ったところにあります。


駐車場に入るとその辺りは広大な日本庭園となっていますが、冬場なので残念ながら雪に埋もれて見ることができません・・・。
その庭園の一部として(?)、無料の足湯があります。
111225_133837

111225_133902
「かたらいの湯」と名付けられたこの足湯は、宿泊者・日帰り入浴者を問わず誰でも無料で利用できるというもの。
こちらも源泉掛け流しになっているようです。

さて、正面入り口から入り、フロントで日帰り入浴料金1人700円を支払って奥へ進みます。
SBSH0267


111225_134209
途中、暖炉などによってとても趣深い和の雰囲気が感じられました。





奥へ進み、右手が女湯。左手に男湯の入り口が2つあります。
女湯は1つの入り口から内湯・野天風呂(露天風呂)へ進みまして、
男湯は内湯と野天風呂の入り口がそれぞれありますが、男湯の内湯から野天風呂の脱衣場へも続いているのでどちらから入っても問題ないです。
111225_134315
111225_134336

ではまず女湯から・・・。
111225_134425
脱衣場。

111225_134532
広い大浴場。源泉に10%ほど湧水を加水して温度調整しているようです。

111225_134555
内湯の奥から野天風呂への道があります。

111225_134621
木々に囲まれた心地よい野天風呂。

111225_134652
この旅館は源泉を5つも持っていまして、内湯はそのうち4種類を混合させ、
野天風呂は源泉2種を混合させて100%掛け流しにしているそうです。
泉質はもちろん素晴らしいもので、肩こり・腰痛・皮膚病に効果的な泉質らしいです。

111225_134730
111225_134839

111225_134714
雪見風呂も気分が良いのですが、秋口はさらに素晴らしい景色となることでしょう。

次は男湯。
SBSH0273

SBSH0271
SBSH0270

SBSH0275
野天風呂の方の脱衣場。

SBSH0282
こちらが内湯側の脱衣場。

SBSH0280
男湯の内湯もとても広い大浴場となっており、ゆっくりと浸かれるようになっています。
SBSH0281
勢いよく源泉が流れています。


さて、次は野天風呂。
SBSH0276
内湯から野天風呂側脱衣場を通り、外に出ます。

SBSH0277
静かな雪景色の中、源泉が勢いよく掛け流されている音だけが聞こえてきます。

SBSH0279
美しい岩風呂。

SBSH0285
泉質の濃さと鮮度を物語るように岩に張り付いた温泉成分の結晶。

SBSH0278

SBSH0286
100%の源泉が惜しげもなく掛け流されています。

SBSH0287
温度は内湯よりやや低く、ゆったりと寛げる温度になっていました。
近くにあるパシフィック温泉ホテル 清龍園も良かったのですが、さすが名湯・銀婚湯。
文句のつけようがない心地よさです。

ただ残念だったのが、宿泊者専用の貸切家族風呂に入れなかったこと・・・。
SBSH0290
この家族風呂、4~5種類ほどの湯船があるようです。
今度泊まってみようかなー・・・・・。そう思わせるほどの良いお湯でした。

個人的な評価
★★★★

上の湯温泉郷 温泉旅館 銀婚湯
北海道二海郡八雲町上ノ湯199
0137-67-3111
日帰り入浴 700円
宿泊 1泊2食 10,650円~