芽登温泉 芽登温泉ホテル
2012.10.14



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2017.3.18 宿泊の記事はこちら
http://onsen.weblog.to/archives/50988973.html
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芽登温泉は足寄の奥にある、自然湧出・源泉100%・掛け流し・加温なし・塩素注入無しの温泉です。
足寄には数多くの温泉がありますが、芽登温泉という地域にある温泉宿はこの芽登温泉ホテル1軒のみ。

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「日本秘湯を守る会」の会員であるここの温泉はまさしく本物の秘湯と言えるでしょう。

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入浴料は1人500円。
フロントで支払い、奥の浴場へ。

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泉質は硫黄泉のようです。

内湯は男女別になっていて、その奥から混浴露天風呂に入れます。
(女性用の風呂場には女性専用露天風呂もある。)
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62℃ほどある高温の源泉を熱交換により40℃程度まで下げて100%の源泉を注ぎ込んでいます。
内湯は高温のものと低温のものがありますが、どちらもとても気持ち良く、肌触りの良い泉質。
硫黄泉ですが無色透明で匂いもさほどキツくなく、万人受けの泉質だと感じられます。

こちらが混浴露天風呂。
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道東の山奥ですが、かなりの混み具合なため一部しか撮影できていません。

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ここにはシマフクロウがやってくるらしく、この宿のシンボルとなっているかのようなフクロウの像が置かれています。
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源泉は飲めるものでして、入浴者の方々はみなさんこの源泉を飲みながら入浴されていました。
この混浴露天風呂ですが、お湯の色が透明で、しかも真ん中に岩が置いてあるだけの造りですので混み合っているときには女性にはちょっと抵抗があるかもしれません。
まぁ、女性専用露天風呂もあることですし、その辺りは問題なく過ごせるのでしょうけど
男性には露天風呂はここしかありませんから、逆に女性が多いと男性は目のやり場に困ることになるかもしれません。
お湯の印象ですが、まず、とても気持ち良いお湯だという感触がとても感じられました。
そして、お湯を出た直後に肌がツルツル。硫黄泉は肌に良いのはわかりますが、ここのお湯は特に肌に良い印象が残りました。

山奥の素晴らしい泉質の秘湯でした。
明治から100年以上続く温泉らしいですが、これからも末永く秘湯マニアの憩いの場となっていただきたいです。


個人的評価
★★★★


芽登温泉ホテル
北海道足寄郡足寄町芽登2979番地
0156-26-2119
日帰り入浴 500円 (10:30~20:00)
1泊2食 6,500円~