旭岳温泉 湯元 湧駒荘(ゆこまんそう)
2016.12.23~2016.12.25 (二連泊)

20161223_110239662_iOS
旭岳温泉、湯元 湧駒荘に連泊してきました。
湧駒荘は敷地内に5本の源泉を持ち、料理もおいしい宿です。

20161223_060156949_iOS
この日の天候は猛吹雪で高速道路も50キロ制限になっていましたが到着時には吹雪もある程度収まり、快適な温泉ライフを堪能できました。

20161223_061847561_iOS
この日はクリスマスイブ前日ということもあり、フロント前にはクリスマスツリーが。
まぁ、あんまり興味はないのですが・・・。
20161223_062028257_iOS


20161223_062007353_iOS
フロント前に、日帰り入浴用の券売機。
湧駒荘は本館に「ユコマンの湯」と「シコロの湯」
別館に「神々の湯」があります。
日帰り入浴は基本的には別館の神々の湯のみ。700円です。
希望がある場合はユコマンの湯・シコロの湯に1,500円で入湯できます。

20161224_024829077_iOS
宿泊用の部屋はいくつかのタイプがありますが、今回の部屋はフツーな和室。
まぁ、どうせほとんどお風呂にいるので部屋の広さ等にはこだわりません。
CIMG2034
CIMG2032
CIMG2031



20161223_062125496_iOS
本館の「ユコマンの湯」と「シコロの湯」は、男女入れ替え制。
夕飯の時間くらいで入れ替わります。
本館の神々の湯は入れ替え無し。
20161223_075322999_iOS
20161223_110224537_iOS
20161223_110239662_iOS
20161223_110207214_iOS
20161223_153607942_iOS
20161223_153601346_iOS
20161223_222846239_iOS
20161223_223515395_iOS
ここは全国でも稀有な泉質があります。
温泉マニアには大いに喜ばれることでしょう。

なお、この時期は別館の露天風呂は凍っていて入れません。
20161224_051340612_iOS
20161224_051347883_iOS
20161224_051350084_iOS
素足に裸で雪の中を歩いたのですが・・・やはり無駄でした。
冷水状態でもいいから入りたい!と思っていたのですが、そんなレベルではありませんでした・・・。
残念!


さて、温泉の他の楽しみと言えば食事。
湧駒荘は食事も素晴らしいのです。
20161223_092959913_iOS
一泊目の夕食。
20161223_092954044_iOS
最初に出されているものは上の2品+食前酒のみ。
20161223_093428325_iOS
先付扱いのこれらの4品は、お客さんが席についてから温かいものを出してくれます。
先付類は最初に並べてしまっているところが多い中、このような気遣いはありがたいことです。
マグロはもちろん本マグロ。中トロと赤身。
20161223_093856507_iOS
袋に入った揚げ物は海老すり身を使ったものでした。
どれもおいしい。
特に、トマトの白ワイン煮がおいしい。
湯剥きしたトマトを白ワインのシロップで煮て、冷製にしたもの。
おいしすぎて白ワインの汁まで飲み干してしまいました。
20161223_095240954_iOS
アワビの塩釜。
20161223_095402482_iOS
1人1個のアワビが塩釜で焼かれてきます。
当然、おいしい。
20161223_100250526_iOS
箸休めの湧水ゼリー。
この宿の水は部屋の蛇口もすべて大雪の湧水。
この湧水のおいしさを味わってもらいたいという料理人の気持ちがこの料理になっているのでしょうね。
お好みで黒蜜をかけて・・・・。
でも、これは無くてもいいかな~。

20161223_100718072_iOS
茶碗蒸し。
20161223_100836359_iOS
タラコの塩分がちょうどよい。
中にはタチ(タラの白子)が入っています。

20161223_101306052_iOS
石狩鍋ゆこまん風
20161223_101508138_iOS
じゃこ飯

どれもおいしい食事でした。
この価格帯の宿の中ではトップクラスの食事内容だと思います。

20161223_105007742_iOS
デザートは「白い珈琲プリン」
真っ白なのですが、コーヒー味。
生クリームの中に、しっかりとしたコーヒーの風味を感じます。
これ、おいしすぎて帰りに持ち帰りで買って帰りました。(宿内の土産屋で1つ300円で販売)

朝食はこちら。
20161223_232352625_iOS
普通の和定食。

それにプラスして
CIMG2096
ダシ湯豆腐。

それと、
CIMG2095
CIMG2094
生卵は特製の燻製醤油で。
CIMG2093
サラダや飲み物、納豆などのちょっとしたバイキングがなかなかいいです。

湧駒荘、朝も素晴らしい。


ただちょっと残念だったのは、連泊の時に風呂清掃で朝から昼までお風呂に入れないこと。
本館と別館にそれぞれ温泉があるので、片方ずつ清掃して、どちらかは入れるようにして欲しいところです。
それと、このような僻地だと昼ごはん食べるところさえ見当たらないのですが、ここにはランチ営業しているレストランがあるから大丈夫~~~と思っていましたが・・・。
20161224_050401907_iOS

「本日ランチお休みです」
の貼り紙。
ランチやらないなら先に言ってくれたら前日の旭川辺りでカップラーメンでも買ってきたのに・・・。

諦めて、昼過ぎまで待って温泉へ。
CIMG2043
CIMG2045
20161223_223543956_iOS
本館は露天風呂も入れます。

CIMG2083
CIMG2084
CIMG2085
CIMG2090

20161224_050535947_iOS
本館のお風呂を出たところには、宿泊者用の無料ドリンクコーナーがあります。
コーヒー、紅茶、大雪の湧水などなど。


20161224_085849395_iOS
二泊目の夕食。
メニューが一新します。
20161224_085902890_iOS
食前酒、アワビの土瓶蒸し、帆立とボタンエビのカルパッチョ。
20161224_085916564_iOS
これ、うまい。
20161224_091415505_iOS
これもうまい。
お猪口に出しを注いで飲む。
いいダシ出てますわぁ~。
具はアワビです。
20161224_090219417_iOS
タケノコと菜の花の天ぷら。
新筍、めちゃウマ。食感が最高です。
20161224_091237096_iOS
十勝牛フィレステーキ。
おいしいけど、盛り付けが雑。

20161224_092206053_iOS
箸休めにソルベ。
それと、今日の蒸し物のかぶら蒸し。

20161224_093127360_iOS
米茄子知床どり味噌田楽。

20161224_094423006_iOS
クリーンポークのだししゃぶしゃぶ。
肉の量がけっこう多い。
〆には稲庭うどん。
20161224_095937992_iOS
これもまた旨い。
もっと食べたいくらいです。

デザートは白い蕎麦茶プリン。
20161224_101329211_iOS
蕎麦茶の香りとコクがしっかり。
おいしいけど、コーヒーの方がもっとおいしいかも。

湧駒荘の夕食は絶品です。
一品一品、感動のあるものを出してくれます。


朝食第二弾。
20161224_223431517_iOS
昨日はダシ湯豆腐だったものは「つみれ鍋」に。
刺身は自家製の泡醤油で。
20161224_224912591_iOS
鮭はシシャモ(偽物)に。
シシャモが本柳葉魚ではなく、カラフトシシャモとか呼ばれるカペリンだったのが残念。
でも、他の料理はすべておいしかったですよ~~。


源泉掛け流しを満喫し、とてもおいしい料理を満喫できる。
湧駒荘は本当に素晴らしい宿です。
ぜひまた行きたい宿の1つですが、けっこう人気があるのでなかなかタイミングよく予約が取れません・・・。

予約するのでしたら、夕飯は「遊食膳」がおすすめです。
この宿に宿泊するなら料理の良いプランで行っていただいた方がいいと思います。

個人的評価
★★★★★


旭川旭岳温泉 湯元 湧駒荘
北海道上川郡東川町勇駒別旭岳温泉
0166-97-2101

一泊二食 12,500円~
(今回宿泊のプランは、一泊目平日13,700円。二泊目週末15,200円。遊食膳のプランです。)
チェックイン 15時 , チェックアウト 10時
日帰り入浴 
神々の湯 700円 (11時~19時)
ユコマンの湯・シコロの湯 1,500円 (13時~17時)