登別カルルス温泉 湯元オロフレ荘
2012.04.07



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カルルス温泉は昭和32年9月27日厚生省告示第310号により国民保養温泉地に指定され、
北海道で最初の国民保養温泉地となったことで有名な名湯です。
泉質は単純温泉(低張性中性高温泉) で芒硝の含有量が多いことから
動脈硬化や高血圧・外傷・慢性関節炎などに効く、湯治に適した泉質になっています。

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今回訪れた「オロフレ荘」は、昭和39年から続く湯元。
新しくはない建物ですが隅々まで清掃が行き届いており、古めかしさを感じさせません。

では早速、浴場の写真です。
男女とも、同じような造りになっています。
内湯は熱いものから温いものに分類され、5つほどあります。
そのうち1つは寝湯。すべて源泉掛け流しになっていました。
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登別カルルス温泉は入浴剤でも多数販売されていますが、それらはみな白濁色。
しかしながら実際のカルルスの温泉はほど無色透明です。
登別温泉は白濁の硫黄泉もありますが・・・。
まぁ、色の無い入浴剤なんて売れないでしょうから白濁色にしたんでしょうけどね。
それなら「登別温泉」という名前で売り出せばいいのに・・・。

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露天風呂はこちら。
女湯。
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囲いがつけられているため、外の景色を見ることはできませんが、
安心してゆっくり入浴することができます。

湯量も素晴らしく、大量の源泉が掛け流されています。

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男湯はこちら。
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こちらも大量の源泉が掛け流されている。

これだけ湯量が豊富だと、どんどん新しい源泉に入れ替えられるわけであり、
新鮮な源泉がそのまま肌にあたることになります。
若干湯温が高いためか肌にはピリリとした心地よい刺激があり、他の温泉ではあまり感じられないくらいの気持ち良い感覚になります。
風呂本来の、入浴の気持ち良さを感じさせる肌触り。
言葉では説明しきれない微妙な感覚的な気持ち良さが体の芯に染み渡り、その結果、脳で「名湯」を感じてしまいます。
きっと、説明しなくても浸かればわかります。このお湯の心地よい感触。


個人的評価
★★★★


登別カルルス温泉 湯元 オロフレ荘
北海道登別市カルルス町7番地
TEL 0143-84-2861