雌阿寒温泉 山の宿 野中温泉 (野中温泉別館)
2012.07.01



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「野中温泉別館」と呼ばれたり、「国民宿舎野中温泉」と呼ばれたり、「山の宿 野中温泉」と呼ばれたり様々な言い方があるようですが、あくまでも本家本元の本館は隣の野中温泉本館であります。
建物には「野中温泉別館」の表記。
しかし、公式ホームページには「国民宿舎 野中温泉」との表記があります。
呼び方をいろいろ書くと面倒なのでこの記事では「別館」と呼ばせていただきます。

こちらは本館と違って日帰り入浴専用ではなく、宿泊もできる施設です。
泉質の良い温泉宿に安く泊まれるということで登山家の方々に支持を得ている温泉宿のようです。
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今回は日帰り入浴で朝一番に訪問しました。
日帰り入浴の営業時間は午前9時~午後8時まで。
9時ちょうどに訪問したのですが、まだ清掃直後で露天風呂にお湯が溜まりきってないとのこと。
内湯に入っている間にすぐ溜まるでしょうから、そんなこと気にせず入浴料金1人350円を支払い早速奥へ。

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景福にあった赤塚不二夫さんのサインがこちらにも!
訪問日が1986.1.2となっています。景福を訪問した次の日に訪れたようです。
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長い廊下を歩いていると、窓から馬が・・・道産子でしょうか?

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朝一で来たのでお客さんは他に誰もいません。
清掃直後の1番風呂を独り占めです。
まずは内湯から。(男湯)
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綺麗な色合い。
窓からの光がちょうど良くお湯を照らしてエメラルドグリーンに輝いています。
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とても魅力的な色。本館と同じ湯質です。
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こちらが女湯。
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湯船の隣には上がり湯が掛け流されています。
もちろん源泉。

こちらの温泉は内湯も露天も男女別の造りになっていますが、
露天風呂は男女の仕切りが半端な衝立のみになっていて、
女性は男性用露天風呂に入ってもいいことになっています。
(男性が女湯に入るのは禁止です。不平等だけど仕方ないですねぇ~。)
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こちらが露天風呂出入り口の男湯側から女湯出入り口を見たところです。
衝立はありますが女性が通るとはっきり見えるので行き来しにくい女性もいるかもしれません。
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男用露天風呂はこちら。
お湯が溜まりきっていませんが、なんとか入れるくらいの量になっていました。
景福のお湯より若干濁りがあり、劣化しているのがわかります。
それでも十分に良い鮮度です。
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女湯露天風呂はこちら。
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続々と源泉が注ぎ込まれています。

しばらく待つと・・・
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溜まりました!

本館内湯の方が良い鮮度に感じますが、こちらも他の温泉と比べると素晴らしい鮮度・泉質です。
そして何より露天風呂の開放感。
そして、カップル・夫婦・家族で楽しめる混浴というのが嬉しいところです。
雌阿寒温泉の景福・野中温泉本館・野中温泉別館、
3軒共素晴らしく気持ちの良いお湯で、ここ以上に良いお湯などなかなか巡り合えないのではないかと思うほどの高レベル。
どこも素晴らしいのですが、50歩100歩の違いですが細かく見ると

・ 宿泊するなら別館がいいかな~
・ 温泉を満喫するなら景福かな~
・ 1人で日帰り入浴だけなら本館かな~

というのが個人的な感想です。

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個人的評価
★★★★


国民宿舎 野中温泉 (野中温泉別館)
北海道足寄郡足寄町茂足寄59
0156-29-7321