登別温泉 滝乃家(たきのや) AWタイプ
2024.5
言わずと知れた名湯登別の中でも
道内屈指の老舗料亭旅館、滝乃家。
この宿に関しては約30年前に初めて行った時から絶対的な信頼をもっています。
ただ、あまり人には強くおすすめをすることができません。
その理由としては、「高級だから」です。
気軽におすすめすることはできませんが、ここぞという時に行く宿としてはもちろん1番のおすすめ宿です。
前回の記事です。こちらの方が館内の詳細な写真を掲載しています。
https://onsen.weblog.to/archives/57815691.html
車を横付けすると従業員さんが荷物を運んでから
車を移動させてくれます。
自分たちは入るだけ。
中に入ると女将さんが生けた綺麗な花がお出迎え。
靴を脱ぎ、スリッパなしで館内に入ります。
この、スリッパなしというところがいいんですよね。
裸足で歩いても全く問題ないレベルで清掃されているということです。
中庭を眺めながら
ラウンジでチェックインです。
ラウンジなどの詳細も前回の記事をご覧ください。
前回はDタイプという、部屋に温泉がついている部屋でしたが
今回はAWタイプという、部屋のお風呂は温泉ではないのですが檜の展望風呂がついているタイプです。
「滝乃家ではDタイプ以下は絶対に泊まらない!部屋の風呂が温泉じゃないなんて行く意味ない!」
とか以前は言っていましたが・・・Dタイプは、なかなか空かないんです。Dタイプはかなり前から予約が埋まってしまう…。
行きたい日にたまたま空いているという可能性は低いです。
空いてたらラッキーというレベルです。
滝乃家、AWタイプの部屋はこちら
滝乃家は花が多いです。
この、無機質ではない美しさを毎日毎日続けているのが滝乃家の良さの1つだとも思います。
リビング
外の木々を見ながらゆったりと過ごせます。
ベランダもあるため、風呂上りに外の風にあたることもできます。
和室
夜はこちらの部屋に布団が敷かれます。
客室風呂はこちら
戸を開けて浴室に入るとすぐに檜の良い香りがします。
また、外の景色も良いので温泉ではなくてもこれはこれで十分に楽しめるものになっています。
Dタイプ未満はダメだとか生意気なこと言ってごめんなさい…。
大浴場などの写真は前回記事を見ていただくとして、
夕食の写真を貼っていきます。
Dタイプ → 部屋にダイニングルームがあり、部屋食
AWタイプ → 1階の個室で食事
先付け・前菜
この若布豆富が滝乃家らしい味付けで旨い。
滝乃家の食事にハズレはほとんどないんですけどね。
ビールで喉を潤した後は日本酒を飲みたくなるメニューです。
御椀
桜海老真丈、当然旨い。
まだ20代前半の頃、和食の食べ方もわかならい自分たちに女中さんがいろいろと教えてくれました。
お吸い物は手元に届いたらすぐにいただくこと。
熱いうちに飲むのを想定して味付けされていること。
他のものは後回しにしてでもお吸い物を先にということ。
などなど、食事のことやそれ以外のこともたくさん人生勉強をさせていただきました。
今でも、ちょっとよさげな料理屋さんや温泉宿ではお吸い物は後回しにせず先にいただくことにしています。
刺身です。
ヒラメと王鰈。
王鰈は、幻のカレイと言われる(言われてた?)マツカワのブランド名です。
パッと見、白身の刺身と白身の刺身・・・?エビとかマグロとか出せよ!
と、思いそうなものですが
これが旨い。ヒラメも旨いし、当然マツカワも旨い。
日本酒が進んでしまいます。
居酒屋でこれくらいのもの出すところあったら通っちゃいますわぁ。
さて、強肴はいつもの通り、和食か洋食かを選ぶものです。
和食は魚介系、洋食は肉類ですね。
十勝牛ローストか鮑しゃぶしゃぶを選びます。
こちらが十勝牛のロースト
前回、これのおいしさにやられてしまいました。
今回もおいしいです。
が・・・気のせいかもしれませんが前回の方がずっとおいしかった気がします。
鮑しゃぶしゃぶ
当然旨い。
しかしながら、普通のおいしさ。
名物の馬鈴薯餅。
イモもちですね。
昔はそんなにおいしいと思わなかったものも、歳を取るとどんどんおいしく感じる。
この料理も年を取るごとにおいしく感じてしまいます。
色合いも綺麗ですね。
サクラマス
旬の物ですね。おいしいです。
止肴
口の中をサッパリさせてくれます。
上の赤いものはアロニアのジュレです。
次は食事
満腹でも食べれちゃうおいしいご飯。
デザート
これは和食の料理長ではなく、シェフ監修でしょうね。
しっかり手の込んだ料理からデザートまでいただきました。
滝乃家の料理はすべておいしく、感じの良い接客で最高の気分になります。
Dタイプの時は女中さんが対応してくれましたが
今回の個室食は若い男性のK瀬さんという方が対応してくれました。
最初、「女中さんじゃなくて男性なんて滝乃家に来て初めてだなぁ」と、少々不安感を持っていましたが、
さすが滝乃家。素晴らしい人以外はいないんですね。
何ということではないのですが、話しかけ方・話の返し方などすべてが
「あなたは接客の天才か?神か?」と思うほど、すべてにおいて感じが良いんです。
滝乃家の教育の賜物・・・だけではないと思います。K瀬さんの本来持った感性が素晴らしいんでしょうね。
どのような人生、生き方をしたらこのような話し方、接し方ができるのだろう?と、考えてしまう程の柔らかな印象を受けました。
余談ですが、女中さんの名前は全員源氏名で
女将さんが名付けてるとのこと。
男性も源氏名なんでしょうかね?
朝起きて、大浴場行ってから部屋の風呂入って~
それから朝ごはん
朝食はこちら
朝食も夕食と同じ、K瀬さんが対応してくれました。
嬉しいことです。
滝乃家の朝食は湯豆腐が基本です。
連泊の場合はもちろん変わりますが。
全部おいしいんですけど、玉子焼きが特においしい。
ただ、大食いの自分にとっては「ご飯が全然足りない」
どこに行ってもそうですけどね。
朝ごはんは3合くらい食べたい。
滝乃家のように、おかずがおいしい宿ではご飯を大量に食べたくなります。
ここのメシは本当においしいです。
滝乃家は旅行関係の人から見ても最高の宿の1つのようです。
実際に、とある旅行会社関係の人、
2人におすすめされたのは
2人は別の会社の人なのにどちらも「滝乃家」が1番のおすすめでした。
最近は1泊数十万の超高級宿も北海道内にチラホラ出てきてはいますが、
滝乃家はそう考えれば、そこまでは高くありません。
それでいて、ここ以上の満足度を得られる宿はそうそうありません。
バランスを考えると道内一の宿と個人的には思っています。
ただ、1番の問題点としては・・・
いつも混んでいて、行きたい日の予約がなかなかタイミング合わずに取れないこと。
まぁ、仕方ないですよね。素晴らしい宿なのでそりゃー人気ですよね。
個人的評価
★★★★★
登別温泉郷 滝乃家
0143-84-2222
北海道登別市登別温泉町162
日帰り入浴 : やってません
1泊2食 部屋タイプによってさまざま。
温泉付き客室で1泊2名10万円程度~
温泉なしで1泊2名7万円程度~
2024.5
言わずと知れた名湯登別の中でも
道内屈指の老舗料亭旅館、滝乃家。
この宿に関しては約30年前に初めて行った時から絶対的な信頼をもっています。
ただ、あまり人には強くおすすめをすることができません。
その理由としては、「高級だから」です。
気軽におすすめすることはできませんが、ここぞという時に行く宿としてはもちろん1番のおすすめ宿です。
前回の記事です。こちらの方が館内の詳細な写真を掲載しています。
https://onsen.weblog.to/archives/57815691.html
車を横付けすると従業員さんが荷物を運んでから
車を移動させてくれます。
自分たちは入るだけ。
中に入ると女将さんが生けた綺麗な花がお出迎え。
靴を脱ぎ、スリッパなしで館内に入ります。
この、スリッパなしというところがいいんですよね。
裸足で歩いても全く問題ないレベルで清掃されているということです。
中庭を眺めながら
ラウンジでチェックインです。
ラウンジなどの詳細も前回の記事をご覧ください。
前回はDタイプという、部屋に温泉がついている部屋でしたが
今回はAWタイプという、部屋のお風呂は温泉ではないのですが檜の展望風呂がついているタイプです。
「滝乃家ではDタイプ以下は絶対に泊まらない!部屋の風呂が温泉じゃないなんて行く意味ない!」
とか以前は言っていましたが・・・Dタイプは、なかなか空かないんです。Dタイプはかなり前から予約が埋まってしまう…。
行きたい日にたまたま空いているという可能性は低いです。
空いてたらラッキーというレベルです。
滝乃家、AWタイプの部屋はこちら
滝乃家は花が多いです。
この、無機質ではない美しさを毎日毎日続けているのが滝乃家の良さの1つだとも思います。
リビング
外の木々を見ながらゆったりと過ごせます。
ベランダもあるため、風呂上りに外の風にあたることもできます。
和室
夜はこちらの部屋に布団が敷かれます。
客室風呂はこちら
戸を開けて浴室に入るとすぐに檜の良い香りがします。
また、外の景色も良いので温泉ではなくてもこれはこれで十分に楽しめるものになっています。
Dタイプ未満はダメだとか生意気なこと言ってごめんなさい…。
大浴場などの写真は前回記事を見ていただくとして、
夕食の写真を貼っていきます。
Dタイプ → 部屋にダイニングルームがあり、部屋食
AWタイプ → 1階の個室で食事
先付け・前菜
この若布豆富が滝乃家らしい味付けで旨い。
滝乃家の食事にハズレはほとんどないんですけどね。
ビールで喉を潤した後は日本酒を飲みたくなるメニューです。
御椀
桜海老真丈、当然旨い。
まだ20代前半の頃、和食の食べ方もわかならい自分たちに女中さんがいろいろと教えてくれました。
お吸い物は手元に届いたらすぐにいただくこと。
熱いうちに飲むのを想定して味付けされていること。
他のものは後回しにしてでもお吸い物を先にということ。
などなど、食事のことやそれ以外のこともたくさん人生勉強をさせていただきました。
今でも、ちょっとよさげな料理屋さんや温泉宿ではお吸い物は後回しにせず先にいただくことにしています。
刺身です。
ヒラメと王鰈。
王鰈は、幻のカレイと言われる(言われてた?)マツカワのブランド名です。
パッと見、白身の刺身と白身の刺身・・・?エビとかマグロとか出せよ!
と、思いそうなものですが
これが旨い。ヒラメも旨いし、当然マツカワも旨い。
日本酒が進んでしまいます。
居酒屋でこれくらいのもの出すところあったら通っちゃいますわぁ。
さて、強肴はいつもの通り、和食か洋食かを選ぶものです。
和食は魚介系、洋食は肉類ですね。
十勝牛ローストか鮑しゃぶしゃぶを選びます。
こちらが十勝牛のロースト
前回、これのおいしさにやられてしまいました。
今回もおいしいです。
が・・・気のせいかもしれませんが前回の方がずっとおいしかった気がします。
鮑しゃぶしゃぶ
当然旨い。
しかしながら、普通のおいしさ。
名物の馬鈴薯餅。
イモもちですね。
昔はそんなにおいしいと思わなかったものも、歳を取るとどんどんおいしく感じる。
この料理も年を取るごとにおいしく感じてしまいます。
色合いも綺麗ですね。
サクラマス
旬の物ですね。おいしいです。
止肴
口の中をサッパリさせてくれます。
上の赤いものはアロニアのジュレです。
次は食事
満腹でも食べれちゃうおいしいご飯。
デザート
これは和食の料理長ではなく、シェフ監修でしょうね。
しっかり手の込んだ料理からデザートまでいただきました。
滝乃家の料理はすべておいしく、感じの良い接客で最高の気分になります。
Dタイプの時は女中さんが対応してくれましたが
今回の個室食は若い男性のK瀬さんという方が対応してくれました。
最初、「女中さんじゃなくて男性なんて滝乃家に来て初めてだなぁ」と、少々不安感を持っていましたが、
さすが滝乃家。素晴らしい人以外はいないんですね。
何ということではないのですが、話しかけ方・話の返し方などすべてが
「あなたは接客の天才か?神か?」と思うほど、すべてにおいて感じが良いんです。
滝乃家の教育の賜物・・・だけではないと思います。K瀬さんの本来持った感性が素晴らしいんでしょうね。
どのような人生、生き方をしたらこのような話し方、接し方ができるのだろう?と、考えてしまう程の柔らかな印象を受けました。
余談ですが、女中さんの名前は全員源氏名で
女将さんが名付けてるとのこと。
男性も源氏名なんでしょうかね?
朝起きて、大浴場行ってから部屋の風呂入って~
それから朝ごはん
朝食はこちら
朝食も夕食と同じ、K瀬さんが対応してくれました。
嬉しいことです。
滝乃家の朝食は湯豆腐が基本です。
連泊の場合はもちろん変わりますが。
全部おいしいんですけど、玉子焼きが特においしい。
ただ、大食いの自分にとっては「ご飯が全然足りない」
どこに行ってもそうですけどね。
朝ごはんは3合くらい食べたい。
滝乃家のように、おかずがおいしい宿ではご飯を大量に食べたくなります。
ここのメシは本当においしいです。
滝乃家は旅行関係の人から見ても最高の宿の1つのようです。
実際に、とある旅行会社関係の人、
2人におすすめされたのは
2人は別の会社の人なのにどちらも「滝乃家」が1番のおすすめでした。
最近は1泊数十万の超高級宿も北海道内にチラホラ出てきてはいますが、
滝乃家はそう考えれば、そこまでは高くありません。
それでいて、ここ以上の満足度を得られる宿はそうそうありません。
バランスを考えると道内一の宿と個人的には思っています。
ただ、1番の問題点としては・・・
いつも混んでいて、行きたい日の予約がなかなかタイミング合わずに取れないこと。
まぁ、仕方ないですよね。素晴らしい宿なのでそりゃー人気ですよね。
個人的評価
★★★★★
登別温泉郷 滝乃家
0143-84-2222
北海道登別市登別温泉町162
日帰り入浴 : やってません
1泊2食 部屋タイプによってさまざま。
温泉付き客室で1泊2名10万円程度~
温泉なしで1泊2名7万円程度~
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