雌阿寒温泉 野中温泉本館
2012.06.30

雌阿寒温泉には温泉宿が3軒並んでいます。
「オンネトー温泉 景福」と、「野中温泉」が2軒。
野中温泉は本館・別館がありまして、こちらが野中温泉本館です。
野中温泉本館は、「野中ユースホステル」として営業していましたが、今は日帰り入浴専門の温泉として営業しています。
ごく普通の玄関のような扉を開けると、女将さんが気持ちの良い笑顔で迎えてくれます。

入用料金は1人200円という破格。
定山渓などでは考えられないほどの料金です。


廊下をひたすら奥に進むと温泉があります。



脱衣場は棚など無く、カゴが置いてあるだけの簡易的な部屋になっています。

泉質は含食塩-含石膏-硫化水素泉。

綺麗なお湯の色。
脱衣場から風呂場へ入ると、5人くらいのお客さんがいました。
うち1人がこちらを向き、
「ここのお湯、すごいですよ~~」 と。

本当にすごいんです。
色・香り・源泉の量、とても素晴らしい。

この源泉の湧き出し量は半端じゃないです。

手を当てるとこのように。
これは小さな滝ですか?? と思うくらいの湯量。

川のように掛け流される源泉。
本来、白く濁るはずの泉質なのに、濁る暇なく透明のまま掛け流されていく。

こちらは洗い場用のお湯。
こちらも大量。
ここから桶にとって体を流すためのものです。
誰も使っていない、このような状態の間は源泉をダイレクトに捨てていることになりますが・・・
まぁ、これでいいんでしょうね。もったいないですが・・・。

湯船は男湯・女湯共に同じ造りで内湯1つのみです。
この素晴らしい湯質の温泉で満足いかない人はいないでしょう。
湯温も適温で、とても気持ち良く入れます。
泉質が濃いため、硫化水素臭というか硫黄臭というか、香りが強いです。
温泉好きな人にはたまらない香りですが、温泉慣れしていない人にもこの源泉の素晴らしさを香りと共にぜひ味わっていただきたいです。
個人的評価
★★★★
雌阿寒温泉 野中温泉本館
北海道足寄郡足寄町茂足寄159
0156-29-7454
日帰り入浴 200円 (7:00~21:00)
2012.06.30

雌阿寒温泉には温泉宿が3軒並んでいます。
「オンネトー温泉 景福」と、「野中温泉」が2軒。
野中温泉は本館・別館がありまして、こちらが野中温泉本館です。
野中温泉本館は、「野中ユースホステル」として営業していましたが、今は日帰り入浴専門の温泉として営業しています。
ごく普通の玄関のような扉を開けると、女将さんが気持ちの良い笑顔で迎えてくれます。

入用料金は1人200円という破格。
定山渓などでは考えられないほどの料金です。


廊下をひたすら奥に進むと温泉があります。



脱衣場は棚など無く、カゴが置いてあるだけの簡易的な部屋になっています。

泉質は含食塩-含石膏-硫化水素泉。

綺麗なお湯の色。
脱衣場から風呂場へ入ると、5人くらいのお客さんがいました。
うち1人がこちらを向き、
「ここのお湯、すごいですよ~~」 と。

本当にすごいんです。
色・香り・源泉の量、とても素晴らしい。

この源泉の湧き出し量は半端じゃないです。

手を当てるとこのように。
これは小さな滝ですか?? と思うくらいの湯量。

川のように掛け流される源泉。
本来、白く濁るはずの泉質なのに、濁る暇なく透明のまま掛け流されていく。

こちらは洗い場用のお湯。
こちらも大量。
ここから桶にとって体を流すためのものです。
誰も使っていない、このような状態の間は源泉をダイレクトに捨てていることになりますが・・・
まぁ、これでいいんでしょうね。もったいないですが・・・。

湯船は男湯・女湯共に同じ造りで内湯1つのみです。
この素晴らしい湯質の温泉で満足いかない人はいないでしょう。
湯温も適温で、とても気持ち良く入れます。
泉質が濃いため、硫化水素臭というか硫黄臭というか、香りが強いです。
温泉好きな人にはたまらない香りですが、温泉慣れしていない人にもこの源泉の素晴らしさを香りと共にぜひ味わっていただきたいです。
個人的評価
★★★★
雌阿寒温泉 野中温泉本館
北海道足寄郡足寄町茂足寄159
0156-29-7454
日帰り入浴 200円 (7:00~21:00)
コメント
コメント一覧 (2)
本来は立ち入り禁止のペアレントルームにお呼ばれして炬燵に入ってお話ししたりお菓子食べたり床暖が暖かくてそのままごろ寝したり。いつだったか冗談半分でしょうが「この温泉、そんなに好きだったらあんた継いでくれないか」と言って下さった事もあり、それは私にとって宝石の様な思い出です。
そんな野中温泉も暴風で玄関付近が大破したことをきっかけにユースを廃業して一部改装ののち日帰り専業になり、その後もお湯だけ使わせてもらいに当時住んでいた千歳市から度々通いました。
「もうお客さんとしては泊められないけど、良かったら知り合い扱いで泊まってきなさい」との優しいお言葉に甘えた事もありました。
その後ご主人がお亡くなりになり、日帰り温泉も廃業。ユースの建物は全て取り壊し、更地になってしまいました。足寄市街地にご転居された奥様ともお手紙のやり取りは続いていましたが、とうとう2025年1月7日に奥様も御逝去されてしまいました。
私にとって愛する人、大切な場所が無くなり、何とも寂しい切ない気持ちです。
更には隣の国民宿舎野中温泉(現 山の宿野中温泉)が2025年1月23日に火事で全焼という信じられないニュースを知りました。あちらはユースご主人の姪御さんが経営なさっていていたのですが、素晴らしい宿でした。
今は心の一隅にぽっかり穴が開いてしまった気分です。
野中温泉、超常連さんと言いますか、それを遥かに超える家族のようなお立場の方なんですね。
それはすごいことです。
あの名湯を継いでくれないかと言われるほどのものですから。
本当に惚れ惚れとする湯質ですよね。
お隣は硫化水素をうまく外に排出できていなかったからか事故になり大変なことになりましたが、野中温泉さんは同じ泉質なのに事故は聞いたことがありませんね。上から湯船に流す方式だったことと空気の入れ替えが肝だったのでしょうね。
またあのお湯に浸かりたいです。
個々のお湯、すごいよ!と言って
温泉なんて興味のない人も含めいろいろなメンバーで行った記憶があります。
野中温泉大好き さんのような常連ではないのですが、たまには行きたい野中ファンです。
何も手助けのできない立場ではありますが、ぜひ火災からの復帰を勝手ながら」望んでおります。
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