【休館または閉館しています】 奥ニセコ 新見温泉郷 新見本館 (おくにせこ にいみおんせんきょう にいみほんかん)
2011.10.29 日帰り入浴
以前に何度か宿泊もしていますので、その時の食事の画像も合わせて掲載致します。
蘭越町新見1。
新見本館の住所です。
新見という地名に建てられた温泉だから新見本館ではなく、
新見さんが開拓して、地名を付けるときに国道から登る道からすべて新見さんの私道であり、
新見一族が住んでいる場所だったので地名も「新見」と名付けられたとのことです。
さて、このニセコの奥地、新見温泉郷には2軒の温泉宿があります。
「新見本館」と「秘境の温泉宿 新見温泉ホテル」の2軒。隣同士に並んでいます。
どちらも新見さんが経営していますが、親族による別々の新見さんによる別経営だそうです。
新見温泉ホテルと新見本館の違いを簡潔に書き出すと、
お風呂は新見本館。料理は新見温泉ホテル。
というコメントを耳にすることがあります。
しかしながら、新見本館の料理もとてもおいしいと個人的には思っております。
確かに新見本館は第一浴場・第二浴場と2つの大きな大浴場があり、さらにはとても大きな露天風呂がありますので温泉好きには本館をおすすめしますが。
「新見温泉ホテル」は食事だけで立ち寄ることもできます。
手打ちの山菜蕎麦を食べることができるのですが、これが絶品です。
内容はその時期によって取れるものが違うのでマチマチではありますが、この時の天然舞茸がまた絶品でした。
やや薄味で優しい味。つゆも全部飲み干してしまうおいしさです。
本館で入浴するときでもホテルの方に立ち寄って召し上がっていただく価値があるかと思います。
新見本館の正面入り口。
フロント前には落ち着いた雰囲気のロビーもあります。
入って右側が第一浴場。
左側が第二浴場。(露天風呂もこちら。)
まずは第一浴場の画像。
こちらが第一浴場。写真は女性用ですが、男性用も全く同じ造りになっている。
内湯が2つ。1つは熱めのお湯(44℃~45℃)で、もう1つはジャグジー。
その他、打たせ湯と天然蒸気風呂があります。
いわゆるスチームサウナですね。
天然となっていますので、加熱による蒸気発生ではなく、温泉による蒸気のようです。
飲料泉。
第二浴場へは正面左手の奥の廊下を通って奥へ。
こちらは途中にある食堂。
宿泊料金コースが湯治プランの他に3種類ありますが、1番安いプランの場合と湯治プランの夕食はこちらになります。
他、2つのプランの場合は別部屋で食事が用意されるが朝食は皆、こちらで摂ることになります。
この廊下をさらに奥へ行くと第二浴場。
内湯1つと洗い場があり、そこを通り抜けると混浴露天風呂。
秘湯と呼ぶに相応しい、素晴らしい美しさの岩風呂。
無色透明なはずのお湯ですが、光っているようにも見えてしまう。
女性用内風呂から出た視界がこちら。↑
入口付近では女性出入り口と男性出入り口が仕切りで区切られているため、
ある程度女性でも躊躇なくお湯に浸かることができるようになっている。
奥から見た画像。右手が男性用内湯。
左手が女性内湯。入り口付近のみ岩で仕切られています。
湯量は豊富で、熱い源泉が惜しげもなく掛け流されています。
奥に飲料泉として流れているものもありますが、入口付近でも足元から多量の源泉が注ぎ込まれていますので
この広い露天風呂も温度が下がることなく安定した湯温になっている。
新見本館では温泉は天然のミネラルウォーターという言葉で括り、
飲料泉を強く推奨しています。
ここの温泉は飲みやすく、おいしい。
ペットボトルなどに源泉を汲み、飲むと、まるで温かいお茶をいただいているかのような錯覚に捉われる。
ほんのりとして、クセのない温泉の風味と若干の塩分を感じ取ることができる。
泉質は石膏泉。
とても無色透明で、湯に浸かっている石が真っ黒に変色し、まるで大理石のような美しい光を放っています。
このお湯は素晴らしいです。
肌が痛くなるような真冬の寒さの中であっても
ゆっくりと肩まで湯に浸かると、ビリッとした心地よい刺激が肌の奥まで刺さるような感触です。
温度はやや高めですが、露天風呂なので山の空気が瞬時に癒してくれます。
ここのお湯、リウマチなどに良いそうですが、肌にもとても良さそうです。
しばらく浸かっていると、肌から水をはじくのがわかります。
ここは特に冬場がおすすめです。
岩風呂に覆いかぶさるように堆積された豪雪。
その中で入るお湯はまた趣のあるものです。
今回は冬の写真がないため、撮ることができたときにまた掲載しようと思います。
前回宿泊した時の夕食の写真がこちら。
夕食は食堂でも部屋食でもなく、食事用の個室を用意していただいていますので
部屋はそのままの状態でゆっくりしていられます。
牛の陶板焼き。
海鮮鍋。塩味。ちょっと塩が濃いめの味付け。
刺身盛り合わせ。
じゃがいも。とても柔らかいです。
新見本館ではいつもこの芋が出るのですが、
これ、とってもおいしいんです。バターの風味が聞いた餡かけ風じゃがいも。
新見本館の名物となってもいいと思う逸品です。
12月31日(大晦日)に宿泊したので、年越し蕎麦もついてきました。
満員で忙しかったせいか残念ながら冷めていましたが、年越しの方にサービスで出してくれたんでしょうね。
ありがたくいただきました。
他にも料理は多数。満足できる内容です。
そして次は朝食の写真です。
シンプルではありますがどれもおいしい。
1品1品すべておいしいです。漬物までおいしい。
そして、どれもご飯によく合います。
写真を撮ってなくて後悔していることが1つあります。
ご飯とみそ汁を撮り忘れました。
ここのご飯が最高に旨いんです。
今まで食べた米の中でもかなり上位の米。
(新見本館が1番か、登別の滝乃家が1番か・・・。)
新見温泉は蘭越町にありますが、蘭越町は道内有数の米所。
米所といっても収穫量のことではなく、品質が良いことで有名なんです。
米はタンパク質含有率が6.8%以下のものが高品質と言われますが、
蘭越米は毎年、ほぼ変動なくこの基準をクリアーしています。
他の有名な米所でもその年によって米の出来が違うのですが、ここは素晴らしい安定感。
いつもおいしい米を生産できているようです。
艶・粘り加減も素晴らしいのですが、やはり旨味が違います。
蘭越産ななつぼし・・・うまいなぁ~・・・。
さて、この新見本館。
日帰りで来ると他のニセコの温泉よりかなり空いています。
ちょっと山登りの距離があるからでしょうか。
しかし、温泉としての素晴らしさは卓越したものがあります。
新見本館はとある全国紙(新聞)で泉質日本一を獲得したこともあるくらいなので温泉好きな人は行った方がいいというより、行かねばならないくらいの名湯だと思います。
個人的な評価
★★★★
ニセコ新見温泉 秘湯の宿 新見本館
北海道蘭越町新見1
0120-213261
日帰り入浴 8:00~21:00 500円
宿泊 8,000円~12,000円
(土日祝前日は1,000円増)
素泊まり 4,500円~
湯治コース (3泊以上) 3食付5,000円~
第一浴場
男 内湯2 打たせ湯1 天然蒸気風呂1
女 内湯2 打たせ湯1 天然蒸気風呂1
第二浴場
男 内湯1
女 内湯1
混浴露天風呂 1
2011.10.29 日帰り入浴
以前に何度か宿泊もしていますので、その時の食事の画像も合わせて掲載致します。
蘭越町新見1。
新見本館の住所です。
新見という地名に建てられた温泉だから新見本館ではなく、
新見さんが開拓して、地名を付けるときに国道から登る道からすべて新見さんの私道であり、
新見一族が住んでいる場所だったので地名も「新見」と名付けられたとのことです。
さて、このニセコの奥地、新見温泉郷には2軒の温泉宿があります。
「新見本館」と「秘境の温泉宿 新見温泉ホテル」の2軒。隣同士に並んでいます。
どちらも新見さんが経営していますが、親族による別々の新見さんによる別経営だそうです。
新見温泉ホテルと新見本館の違いを簡潔に書き出すと、
お風呂は新見本館。料理は新見温泉ホテル。
というコメントを耳にすることがあります。
しかしながら、新見本館の料理もとてもおいしいと個人的には思っております。
確かに新見本館は第一浴場・第二浴場と2つの大きな大浴場があり、さらにはとても大きな露天風呂がありますので温泉好きには本館をおすすめしますが。
「新見温泉ホテル」は食事だけで立ち寄ることもできます。
手打ちの山菜蕎麦を食べることができるのですが、これが絶品です。
内容はその時期によって取れるものが違うのでマチマチではありますが、この時の天然舞茸がまた絶品でした。
やや薄味で優しい味。つゆも全部飲み干してしまうおいしさです。
本館で入浴するときでもホテルの方に立ち寄って召し上がっていただく価値があるかと思います。
新見本館の正面入り口。
フロント前には落ち着いた雰囲気のロビーもあります。
入って右側が第一浴場。
左側が第二浴場。(露天風呂もこちら。)
まずは第一浴場の画像。
こちらが第一浴場。写真は女性用ですが、男性用も全く同じ造りになっている。
内湯が2つ。1つは熱めのお湯(44℃~45℃)で、もう1つはジャグジー。
その他、打たせ湯と天然蒸気風呂があります。
いわゆるスチームサウナですね。
天然となっていますので、加熱による蒸気発生ではなく、温泉による蒸気のようです。
飲料泉。
第二浴場へは正面左手の奥の廊下を通って奥へ。
こちらは途中にある食堂。
宿泊料金コースが湯治プランの他に3種類ありますが、1番安いプランの場合と湯治プランの夕食はこちらになります。
他、2つのプランの場合は別部屋で食事が用意されるが朝食は皆、こちらで摂ることになります。
この廊下をさらに奥へ行くと第二浴場。
内湯1つと洗い場があり、そこを通り抜けると混浴露天風呂。
秘湯と呼ぶに相応しい、素晴らしい美しさの岩風呂。
無色透明なはずのお湯ですが、光っているようにも見えてしまう。
女性用内風呂から出た視界がこちら。↑
入口付近では女性出入り口と男性出入り口が仕切りで区切られているため、
ある程度女性でも躊躇なくお湯に浸かることができるようになっている。
奥から見た画像。右手が男性用内湯。
左手が女性内湯。入り口付近のみ岩で仕切られています。
湯量は豊富で、熱い源泉が惜しげもなく掛け流されています。
奥に飲料泉として流れているものもありますが、入口付近でも足元から多量の源泉が注ぎ込まれていますので
この広い露天風呂も温度が下がることなく安定した湯温になっている。
新見本館では温泉は天然のミネラルウォーターという言葉で括り、
飲料泉を強く推奨しています。
ここの温泉は飲みやすく、おいしい。
ペットボトルなどに源泉を汲み、飲むと、まるで温かいお茶をいただいているかのような錯覚に捉われる。
ほんのりとして、クセのない温泉の風味と若干の塩分を感じ取ることができる。
泉質は石膏泉。
とても無色透明で、湯に浸かっている石が真っ黒に変色し、まるで大理石のような美しい光を放っています。
このお湯は素晴らしいです。
肌が痛くなるような真冬の寒さの中であっても
ゆっくりと肩まで湯に浸かると、ビリッとした心地よい刺激が肌の奥まで刺さるような感触です。
温度はやや高めですが、露天風呂なので山の空気が瞬時に癒してくれます。
ここのお湯、リウマチなどに良いそうですが、肌にもとても良さそうです。
しばらく浸かっていると、肌から水をはじくのがわかります。
ここは特に冬場がおすすめです。
岩風呂に覆いかぶさるように堆積された豪雪。
その中で入るお湯はまた趣のあるものです。
今回は冬の写真がないため、撮ることができたときにまた掲載しようと思います。
前回宿泊した時の夕食の写真がこちら。
夕食は食堂でも部屋食でもなく、食事用の個室を用意していただいていますので
部屋はそのままの状態でゆっくりしていられます。
牛の陶板焼き。
海鮮鍋。塩味。ちょっと塩が濃いめの味付け。
刺身盛り合わせ。
じゃがいも。とても柔らかいです。
新見本館ではいつもこの芋が出るのですが、
これ、とってもおいしいんです。バターの風味が聞いた餡かけ風じゃがいも。
新見本館の名物となってもいいと思う逸品です。
12月31日(大晦日)に宿泊したので、年越し蕎麦もついてきました。
満員で忙しかったせいか残念ながら冷めていましたが、年越しの方にサービスで出してくれたんでしょうね。
ありがたくいただきました。
他にも料理は多数。満足できる内容です。
そして次は朝食の写真です。
シンプルではありますがどれもおいしい。
1品1品すべておいしいです。漬物までおいしい。
そして、どれもご飯によく合います。
写真を撮ってなくて後悔していることが1つあります。
ご飯とみそ汁を撮り忘れました。
ここのご飯が最高に旨いんです。
今まで食べた米の中でもかなり上位の米。
(新見本館が1番か、登別の滝乃家が1番か・・・。)
新見温泉は蘭越町にありますが、蘭越町は道内有数の米所。
米所といっても収穫量のことではなく、品質が良いことで有名なんです。
米はタンパク質含有率が6.8%以下のものが高品質と言われますが、
蘭越米は毎年、ほぼ変動なくこの基準をクリアーしています。
他の有名な米所でもその年によって米の出来が違うのですが、ここは素晴らしい安定感。
いつもおいしい米を生産できているようです。
艶・粘り加減も素晴らしいのですが、やはり旨味が違います。
蘭越産ななつぼし・・・うまいなぁ~・・・。
さて、この新見本館。
日帰りで来ると他のニセコの温泉よりかなり空いています。
ちょっと山登りの距離があるからでしょうか。
しかし、温泉としての素晴らしさは卓越したものがあります。
新見本館はとある全国紙(新聞)で泉質日本一を獲得したこともあるくらいなので温泉好きな人は行った方がいいというより、行かねばならないくらいの名湯だと思います。
個人的な評価
★★★★
ニセコ新見温泉 秘湯の宿 新見本館
北海道蘭越町新見1
0120-213261
日帰り入浴 8:00~21:00 500円
宿泊 8,000円~12,000円
(土日祝前日は1,000円増)
素泊まり 4,500円~
湯治コース (3泊以上) 3食付5,000円~
第一浴場
男 内湯2 打たせ湯1 天然蒸気風呂1
女 内湯2 打たせ湯1 天然蒸気風呂1
第二浴場
男 内湯1
女 内湯1
混浴露天風呂 1