定山渓温泉 ホテル山水 (さんすい)
2012.02.26
北海道最大の都市、札幌市の南にある巨大温泉街である定山渓。
道内の3大温泉場と言われる地域の1つです。
(他は函館湯の川と登別)
定山渓は、やはり札幌市内から車で行くことのできる範囲内のため入場者数は一際多い。
そのため、中途半端な湯質・接客・料理であることも多い地域だと感じます。
しかし、ここ山水は手抜きをせず料理や清掃、泉質などを1つ1つ大事に扱っているように見受けられる宿の1つに見えます。
定山渓は大規模な宴会用温泉ホテルが多い中、ホテル山水はこじんまりとした源泉掛け流し温泉宿。
フロントへ入るなり、フロント従業員と一緒に女将が挨拶をしてくれるのが定山渓の他には少ない、心地よい接客に感じられます。
フロントももちろん綺麗に清掃されており雰囲気が良い。
ひな祭り前の時期なので、ひな人形が飾ってありました。
さて、お目当ての温泉はと言いますと、
山水は言わずと知れた定山渓No.1の湯質。
小規模ながら、すべての湯船が源泉掛け流しとなっています。
この地域は札幌からのお客さんが流れてくるせいか、
全湯船源泉掛け流しの宿というところは割合が少ないのではないでしょうか。
日帰り入浴はフロントで1人600円を支払い、奥のエレベーターまたは階段で下へ降ります。
けっこう混み合っており、源泉掛け流し温泉宿の人気を窺わせます。
内湯・露天風呂ともに源泉掛け流し100%の安心して入れるお湯。
男湯はこちら。
やや濁りのあるナトリウム-塩化物泉。
肌がサラリとする気持ち良い成分です。
女湯も内湯は形は違えど同じような大きさに作られています。
露天風呂はこちら。
定山渓の雪景色を一望できる露天風呂。
凍てつくほどの零下の雪風も源泉に長く浸かった火照る肌にとっては優しく撫でられている感触に感じ、心地よいです。
外の露天風呂出入り口付近から源泉の蒸気の湯気で蒸されている「蒸し風呂」に入れます。
ナトリウム-塩化物泉の源泉のはずですが、ここの湯気を嗅ぐと、ほんのりと硫黄泉の香りもします。
ホテル山水は、日帰り入浴が12:00~19:00になっています。(土曜休前日は12:00~15:00)
そして、19時以降は露天風呂が混浴になります。
男湯から見ると右側のこの穴で女湯と繋がっており、ここから混浴ができるようになっています。
しばらく前まではこのような仕切りが一切無く、昼間でも露天風呂は完全混浴だったのですが、このような形になるのは時代の流れということで仕方ないのかもしれません・・・。
定山渓や登別といった大規模な温泉場にはなかなか気軽に混浴できる日帰り温泉がありません。
入浴者数が多い地域では混浴だと何かと問題が起こり管理が大変なのかもしれませんが、
夫婦・カップル等、一緒に温泉で癒されたいと思う人も多いのではないでしょうか。
まぁ、仕方ありませんが・・・。
山水は北海道の魚介類などを使った料理でとても評判の良い温泉ホテルだという話をよく聞きます。
泊まりでゆっくりおいしい食事をして、夜通しじっくりと源泉掛け流し混浴露天風呂で過ごすのもたまに良いのではないかと思います。
札幌近郊の方で、あまり遠くに行けないご夫婦・カップルさんにぜひ宿泊をおすすめしたいところです。
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2013.05.01 追記
宿泊しましたので少々コメントの追加をさせていただき、
さらに食事の画像を掲載致します。
「かゆいところに手が届くおもてなし」とはこのことでしょう。
団体利用だったのですが、宴会の後は2次会用の別室(トイレ付)を用意してくださり、
持ち込んだ飲み物のためのグラスや氷、割り用の水なども用意してくれました。
持ち込みの品々の中でカップラーメンがあることに気付いてくださってポットにお湯まで用意してくれました。
そして、食事の後に小腹が空くかもしれないということで、おにぎりまで作ってくれました。
帰り際には「温泉卵」のお土産付き。
至れり尽くせりのサービスが満載でした。
夕食の一部。
朝食。
お土産の温泉卵。
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個人的評価
★★★★
定山渓 ホテル 山水
札幌市南区定山渓温泉東3丁目
011-598-2301
日帰り入浴 12:00~19:00 (土曜休前日は12:00~15:00)
宿泊 1泊2食 8,550円~
宿泊者専用貸し切り風呂あり (有料)
2012.02.26
北海道最大の都市、札幌市の南にある巨大温泉街である定山渓。
道内の3大温泉場と言われる地域の1つです。
(他は函館湯の川と登別)
定山渓は、やはり札幌市内から車で行くことのできる範囲内のため入場者数は一際多い。
そのため、中途半端な湯質・接客・料理であることも多い地域だと感じます。
しかし、ここ山水は手抜きをせず料理や清掃、泉質などを1つ1つ大事に扱っているように見受けられる宿の1つに見えます。
定山渓は大規模な宴会用温泉ホテルが多い中、ホテル山水はこじんまりとした源泉掛け流し温泉宿。
フロントへ入るなり、フロント従業員と一緒に女将が挨拶をしてくれるのが定山渓の他には少ない、心地よい接客に感じられます。
フロントももちろん綺麗に清掃されており雰囲気が良い。
ひな祭り前の時期なので、ひな人形が飾ってありました。
さて、お目当ての温泉はと言いますと、
山水は言わずと知れた定山渓No.1の湯質。
小規模ながら、すべての湯船が源泉掛け流しとなっています。
この地域は札幌からのお客さんが流れてくるせいか、
全湯船源泉掛け流しの宿というところは割合が少ないのではないでしょうか。
日帰り入浴はフロントで1人600円を支払い、奥のエレベーターまたは階段で下へ降ります。
けっこう混み合っており、源泉掛け流し温泉宿の人気を窺わせます。
内湯・露天風呂ともに源泉掛け流し100%の安心して入れるお湯。
男湯はこちら。
やや濁りのあるナトリウム-塩化物泉。
肌がサラリとする気持ち良い成分です。
女湯も内湯は形は違えど同じような大きさに作られています。
露天風呂はこちら。
定山渓の雪景色を一望できる露天風呂。
凍てつくほどの零下の雪風も源泉に長く浸かった火照る肌にとっては優しく撫でられている感触に感じ、心地よいです。
外の露天風呂出入り口付近から源泉の蒸気の湯気で蒸されている「蒸し風呂」に入れます。
ナトリウム-塩化物泉の源泉のはずですが、ここの湯気を嗅ぐと、ほんのりと硫黄泉の香りもします。
ホテル山水は、日帰り入浴が12:00~19:00になっています。(土曜休前日は12:00~15:00)
そして、19時以降は露天風呂が混浴になります。
男湯から見ると右側のこの穴で女湯と繋がっており、ここから混浴ができるようになっています。
しばらく前まではこのような仕切りが一切無く、昼間でも露天風呂は完全混浴だったのですが、このような形になるのは時代の流れということで仕方ないのかもしれません・・・。
定山渓や登別といった大規模な温泉場にはなかなか気軽に混浴できる日帰り温泉がありません。
入浴者数が多い地域では混浴だと何かと問題が起こり管理が大変なのかもしれませんが、
夫婦・カップル等、一緒に温泉で癒されたいと思う人も多いのではないでしょうか。
まぁ、仕方ありませんが・・・。
山水は北海道の魚介類などを使った料理でとても評判の良い温泉ホテルだという話をよく聞きます。
泊まりでゆっくりおいしい食事をして、夜通しじっくりと源泉掛け流し混浴露天風呂で過ごすのもたまに良いのではないかと思います。
札幌近郊の方で、あまり遠くに行けないご夫婦・カップルさんにぜひ宿泊をおすすめしたいところです。
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2013.05.01 追記
宿泊しましたので少々コメントの追加をさせていただき、
さらに食事の画像を掲載致します。
「かゆいところに手が届くおもてなし」とはこのことでしょう。
団体利用だったのですが、宴会の後は2次会用の別室(トイレ付)を用意してくださり、
持ち込んだ飲み物のためのグラスや氷、割り用の水なども用意してくれました。
持ち込みの品々の中でカップラーメンがあることに気付いてくださってポットにお湯まで用意してくれました。
そして、食事の後に小腹が空くかもしれないということで、おにぎりまで作ってくれました。
帰り際には「温泉卵」のお土産付き。
至れり尽くせりのサービスが満載でした。
夕食の一部。
朝食。
お土産の温泉卵。
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個人的評価
★★★★
定山渓 ホテル 山水
札幌市南区定山渓温泉東3丁目
011-598-2301
日帰り入浴 12:00~19:00 (土曜休前日は12:00~15:00)
宿泊 1泊2食 8,550円~
宿泊者専用貸し切り風呂あり (有料)