養老牛温泉 湯宿だいいち
2015.06.26
川湯公衆浴場、からまつの湯、に立ち寄ってから「だいいち」に着きました。
森の雰囲気に調和したウッディーな建物で見た目から癒されます。
お風呂も料理もいいとの評判なので期待大で訪問しました。
養老牛には「ホテル養老牛」と「だいいち」がありますが、
安さはホテル養老牛。高級感は「だいいち」といったところでしょうか。
今回は、宿の内容が良すぎるため写真が多くなってしまいます・・・。
まず、エントランス。
宿泊者に重点を置いているようで、日帰り入浴は時間が限られています。
日帰り入浴 600円(13:00~15:00 , 19:00~21:00)
フロント
ロビー
外にはフクロウに餌付けするための餌場があります。
ロビーの中心にある囲炉裏でチェックインするのですが、
そこでドリンクと和菓子を出してくれて旅の労をねぎらってくれました。
ドリンクはホットコーヒーや抹茶、炭酸飲料などから選べます。
和菓子は「標津羊羹」でした。
抹茶とよく合います。
なお、山葡萄ソーダやカルピスは機械から出てくる一般的なものです。
飲み物が飲み終わるタイミングで部屋に案内してくれます。
この時、女性は浴衣を選ばせてくれますが男性は部屋にあるものを着ることになります。
部屋はこちら。
12畳の和室。
・・・・に見えますが、右手に階段があって2階(ロフト)があります。
2階にはもうすでに布団が敷いてありました。
この部屋は5名まで宿泊できるそうです。
エアコン、テレビは1階にも2階にも設置されていました。
天井は天窓になっており、天気の良い日は布団から星を眺めることができるそうです。
あいにく、この日は曇りだったため星を見ることはできませんでしたが・・・。
なんと、ベランダまであります。
部屋のアメニティーも充実していました。
靴下の上に履く、上履き靴下もありました。
館内はとてもきれいに清掃されているため建物入り口にはスリッパが無く、
素足で歩けるようになっていますが、それでも気になる方はこの靴下を履いてくださいとのことでした。
しかし、足に埃やゴミが一切ついた覚えがありません。
これほどまで清掃が完璧な宿は少ないのではないかと思われます。
靴下、フェイスタオル等は持ち帰りできるという説明もありました。
また、新館に枕コーナーがありまして、好みの枕を選ぶこともできるようになっていました。
まさに、至れり尽くせりです。文句無しです。
さて、お茶で一服してから・・・
仮眠する前に早速温泉です。
内湯の扉を開けるとすぐに檜の香りがします。
そして、清潔感のある造りにまた癒されます。
洗い場も隣を気にすることなく洗えるよう、壁が作られています。
お風呂の数がすごいです。
川のすぐそばにもお風呂があります。
こちらが男性用の浴場ですが、
女性用のお風呂との間に混浴露天風呂もあります。
川に沿って横長の露天風呂。
けっこう広いです。
その割に誰もきません・・・入らないのはもったいないです。
多種多様な造りの湯船で、それぞれ温度も違うので
ゆっくり入りたい時は低い温度の湯船。
温まりたいときは熱めの湯船といったように選びながら入ることができます。
他にも温泉の湯気を利用したサウナと通常の乾式サウナ、
女性用のみ岩盤浴が設置されています。
さて、ここまでが本館大浴場なのですが、
新しくできた別館にも浴場があります。
別館のお風呂は宿泊者専用です。
宿泊者専用の新館ではタオルも自由に使えるものが置いてあります。
新館の浴場は広くはないのですが、十分な設備です。
小さいながら、露天風呂もあります。
この他、宿泊者は無料で利用できる貸切風呂もあります。
温泉温度を利用した岩盤浴でしょうか。
小さいながらも、しっかり源泉掛け流し。
お子様連れの方にはありがたいものだと思いますが、
あの本館大浴場があれば特にこちらに入ろうとは思わないものでしょうね。
だいいちでは、コーヒーなどのソフトドリンクが自由に飲めるようになっています。
こちらは新館2階のコーヒーマシーン。
ロビーにも1台ありました。
ココア、コーンスープなどもあります。
こんなサービスがあるなんて素晴らしいですね。
コーンスープ1杯飲んだだけでしたが、気持ちの良くなるサービスです。
だいいちは食事のおいしさでも有名です。
夕食、献立。
行者にんにく醤油漬け
天然川魚(ヤマメ)の甘露煮
中標津ゴーダチーズ
こごみの油炒め、帆立、菜の花、生麩
行者にんにくの梅肉和え
秋刀魚の飯寿司
花咲ガニ
鍋はミルキーポークの豆乳しゃぶしゃぶでした。
これが絶品。
火を入れて少し経つと湯葉ができるので、それを先にお召し上がりくださいとの説明でした。
湯葉が濃い。旨い。そして、肉も旨かったです。
名人鎌田の手作り漬物
刺身盛り合わせ
おひょう、牡丹海老、帆立
山菜の天ぷら
焼き物はチョイス料理となっており、チェックインの時に3品の中から好きなものを選びます。
・ サクラマスの西京焼き
・ グリーンアスパラ
・ 帆立の串焼き
今回は2名で訪問したので別々の種類を注文してみました。
サクラマスの西京焼きとグリーンアスパラで。
ご飯物もチョイスでした。
左が鮭と帆立の海鮮丼。中央がミルキーポークの豚丼。
ミルキーポーク、絶品です。旨いです。
右が汁物の代わりということで、
「味付きフキの十割そば」が出てきました。
汁のダシが絶品。
デザートもチョイス。
バニラアイスクリームと、ずんだ水羊羹
う~ん。デザートは普通です。
お隣が兵庫からいらっしゃったという、おば様2人だったのですが、
さすが関西人。なんでも聞いちゃいますね。
おば様 「このアイスはここで作ってるんか~?」
従業員 「いえ、雪印・・・かな・・・。」
おば様 「ここで作らな、あかんやろー」
と・・・。おいしいけど、確かに普通のアイスでした。
食事中に、シマフクロウが来たという声が掛り
お客一同がロビーへ。
本物の、野生のシマフクロウ。
けっこう大きかったです。
毎日同じ時間にエサを用意しているそうです。
さて、朝食バイキングの写真も並べていきます。
コーヒーマシーンの横にはパン類。
自家製のパンもあります。
いろいろな木の実のジャムなども。
料理はかなりの種類が並びます。
この牛乳がすごい。
中標津の牛乳と、養老牛の牛乳があるのですが、
養老牛の牛乳は搾りたてそのままという感じなんです。
飲むと口に固体があたるんです。
濃い牛乳の中に小さい粒のバターが入っているような感触です。
牛乳好きにはたまらないものでしょう。
飲むヨーグルトももちろん飲み放題。
そして、雑煮も配られます。
だいいちでは毎朝、食事処の隣のロビーで「餅つき」をします。
雑煮は準備しなければいけないので昨日の餅で用意されますが、
つきたての餅も食べることができます。
せっかくなので餅つきに参加させていただきました。
餅つきに参加した人には参加賞(?)でタオルをくれていました。
つきたての餅はすぐ隣で・・・
丸めて、きなこ餅に。
その場で配られます。
つきたての餅がこんなにおいしいなんて。
とろけます。
その後、朝食バイキングのところにもこの餅が並べられました。
帰りにはこの餅で作った大福をお土産に持たせてくれます。
だいいちは完璧でした。
・ お風呂がすごい
・ とーっても綺麗に清掃されている
・ ご飯が旨い
・ 餅つき最高
文句無しです。
また行きたい宿というレベルを超えて、
連泊してみたい宿となりました。
個人的評価
★★★★★
養老牛温泉 湯宿だいいち
(じゃらんから予約できます)
北海道標津郡中標津町字養老牛温泉518番地
0153-78-2131
一泊二食 料金は時期や部屋によって違うようですが、今回のプランでは17,450円だったかな?
日帰り入浴 600円(13:00~15:00 , 19:00~21:00)
2015.06.26
川湯公衆浴場、からまつの湯、に立ち寄ってから「だいいち」に着きました。
森の雰囲気に調和したウッディーな建物で見た目から癒されます。
お風呂も料理もいいとの評判なので期待大で訪問しました。
養老牛には「ホテル養老牛」と「だいいち」がありますが、
安さはホテル養老牛。高級感は「だいいち」といったところでしょうか。
今回は、宿の内容が良すぎるため写真が多くなってしまいます・・・。
まず、エントランス。
宿泊者に重点を置いているようで、日帰り入浴は時間が限られています。
日帰り入浴 600円(13:00~15:00 , 19:00~21:00)
フロント
ロビー
外にはフクロウに餌付けするための餌場があります。
ロビーの中心にある囲炉裏でチェックインするのですが、
そこでドリンクと和菓子を出してくれて旅の労をねぎらってくれました。
ドリンクはホットコーヒーや抹茶、炭酸飲料などから選べます。
和菓子は「標津羊羹」でした。
抹茶とよく合います。
なお、山葡萄ソーダやカルピスは機械から出てくる一般的なものです。
飲み物が飲み終わるタイミングで部屋に案内してくれます。
この時、女性は浴衣を選ばせてくれますが男性は部屋にあるものを着ることになります。
部屋はこちら。
12畳の和室。
・・・・に見えますが、右手に階段があって2階(ロフト)があります。
2階にはもうすでに布団が敷いてありました。
この部屋は5名まで宿泊できるそうです。
エアコン、テレビは1階にも2階にも設置されていました。
天井は天窓になっており、天気の良い日は布団から星を眺めることができるそうです。
あいにく、この日は曇りだったため星を見ることはできませんでしたが・・・。
なんと、ベランダまであります。
部屋のアメニティーも充実していました。
靴下の上に履く、上履き靴下もありました。
館内はとてもきれいに清掃されているため建物入り口にはスリッパが無く、
素足で歩けるようになっていますが、それでも気になる方はこの靴下を履いてくださいとのことでした。
しかし、足に埃やゴミが一切ついた覚えがありません。
これほどまで清掃が完璧な宿は少ないのではないかと思われます。
靴下、フェイスタオル等は持ち帰りできるという説明もありました。
また、新館に枕コーナーがありまして、好みの枕を選ぶこともできるようになっていました。
まさに、至れり尽くせりです。文句無しです。
さて、お茶で一服してから・・・
仮眠する前に早速温泉です。
内湯の扉を開けるとすぐに檜の香りがします。
そして、清潔感のある造りにまた癒されます。
洗い場も隣を気にすることなく洗えるよう、壁が作られています。
お風呂の数がすごいです。
川のすぐそばにもお風呂があります。
こちらが男性用の浴場ですが、
女性用のお風呂との間に混浴露天風呂もあります。
川に沿って横長の露天風呂。
けっこう広いです。
その割に誰もきません・・・入らないのはもったいないです。
多種多様な造りの湯船で、それぞれ温度も違うので
ゆっくり入りたい時は低い温度の湯船。
温まりたいときは熱めの湯船といったように選びながら入ることができます。
他にも温泉の湯気を利用したサウナと通常の乾式サウナ、
女性用のみ岩盤浴が設置されています。
さて、ここまでが本館大浴場なのですが、
新しくできた別館にも浴場があります。
別館のお風呂は宿泊者専用です。
宿泊者専用の新館ではタオルも自由に使えるものが置いてあります。
新館の浴場は広くはないのですが、十分な設備です。
小さいながら、露天風呂もあります。
この他、宿泊者は無料で利用できる貸切風呂もあります。
温泉温度を利用した岩盤浴でしょうか。
小さいながらも、しっかり源泉掛け流し。
お子様連れの方にはありがたいものだと思いますが、
あの本館大浴場があれば特にこちらに入ろうとは思わないものでしょうね。
だいいちでは、コーヒーなどのソフトドリンクが自由に飲めるようになっています。
こちらは新館2階のコーヒーマシーン。
ロビーにも1台ありました。
ココア、コーンスープなどもあります。
こんなサービスがあるなんて素晴らしいですね。
コーンスープ1杯飲んだだけでしたが、気持ちの良くなるサービスです。
だいいちは食事のおいしさでも有名です。
夕食、献立。
行者にんにく醤油漬け
天然川魚(ヤマメ)の甘露煮
中標津ゴーダチーズ
こごみの油炒め、帆立、菜の花、生麩
行者にんにくの梅肉和え
秋刀魚の飯寿司
花咲ガニ
鍋はミルキーポークの豆乳しゃぶしゃぶでした。
これが絶品。
火を入れて少し経つと湯葉ができるので、それを先にお召し上がりくださいとの説明でした。
湯葉が濃い。旨い。そして、肉も旨かったです。
名人鎌田の手作り漬物
刺身盛り合わせ
おひょう、牡丹海老、帆立
山菜の天ぷら
焼き物はチョイス料理となっており、チェックインの時に3品の中から好きなものを選びます。
・ サクラマスの西京焼き
・ グリーンアスパラ
・ 帆立の串焼き
今回は2名で訪問したので別々の種類を注文してみました。
サクラマスの西京焼きとグリーンアスパラで。
ご飯物もチョイスでした。
左が鮭と帆立の海鮮丼。中央がミルキーポークの豚丼。
ミルキーポーク、絶品です。旨いです。
右が汁物の代わりということで、
「味付きフキの十割そば」が出てきました。
汁のダシが絶品。
デザートもチョイス。
バニラアイスクリームと、ずんだ水羊羹
う~ん。デザートは普通です。
お隣が兵庫からいらっしゃったという、おば様2人だったのですが、
さすが関西人。なんでも聞いちゃいますね。
おば様 「このアイスはここで作ってるんか~?」
従業員 「いえ、雪印・・・かな・・・。」
おば様 「ここで作らな、あかんやろー」
と・・・。おいしいけど、確かに普通のアイスでした。
食事中に、シマフクロウが来たという声が掛り
お客一同がロビーへ。
本物の、野生のシマフクロウ。
けっこう大きかったです。
毎日同じ時間にエサを用意しているそうです。
さて、朝食バイキングの写真も並べていきます。
コーヒーマシーンの横にはパン類。
自家製のパンもあります。
いろいろな木の実のジャムなども。
料理はかなりの種類が並びます。
この牛乳がすごい。
中標津の牛乳と、養老牛の牛乳があるのですが、
養老牛の牛乳は搾りたてそのままという感じなんです。
飲むと口に固体があたるんです。
濃い牛乳の中に小さい粒のバターが入っているような感触です。
牛乳好きにはたまらないものでしょう。
飲むヨーグルトももちろん飲み放題。
そして、雑煮も配られます。
だいいちでは毎朝、食事処の隣のロビーで「餅つき」をします。
雑煮は準備しなければいけないので昨日の餅で用意されますが、
つきたての餅も食べることができます。
せっかくなので餅つきに参加させていただきました。
餅つきに参加した人には参加賞(?)でタオルをくれていました。
つきたての餅はすぐ隣で・・・
丸めて、きなこ餅に。
その場で配られます。
つきたての餅がこんなにおいしいなんて。
とろけます。
その後、朝食バイキングのところにもこの餅が並べられました。
帰りにはこの餅で作った大福をお土産に持たせてくれます。
だいいちは完璧でした。
・ お風呂がすごい
・ とーっても綺麗に清掃されている
・ ご飯が旨い
・ 餅つき最高
文句無しです。
また行きたい宿というレベルを超えて、
連泊してみたい宿となりました。
個人的評価
★★★★★
養老牛温泉 湯宿だいいち
(じゃらんから予約できます)
北海道標津郡中標津町字養老牛温泉518番地
0153-78-2131
一泊二食 料金は時期や部屋によって違うようですが、今回のプランでは17,450円だったかな?
日帰り入浴 600円(13:00~15:00 , 19:00~21:00)