湯ごもりの宿 アダージョ
2016.2.16 宿泊


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アダージョのある場所はニセコ・・・ではなく、正確には〝ニセコ方面の宿〟というべきでしょうか。
この辺り一帯を大まかに「ニセコ」と呼んではいますが、地元の方にとっては
「ここはニセコじゃねーよ!蘭越だよ!」と言いたいところでしょうね。

今回宿泊したアダージョは本館と新館に分かれており、
・ 本館は2つの貸切風呂。入ったら中からカギをかける。
・ 新館は部屋に温泉がついている。本館の貸切風呂は使用不可。
という違いがあります。

まず最初に上の写真のところ(新館)のフロントでチェックイン。 
本館まで車で先導されるので、自分の車でついていきます。
敷地内に本館と新館があるわけではなく、公道を走っていきます。(200mくらい?)

本館がこちら。
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車を降り、部屋まで案内されてお風呂や夕食について説明を受ける。
夕食、朝食共に先ほどの新館まで行かなければいけないとのこと。
この地域の夜はとても寒いけど、夕食時はお酒を飲むので短距離であっても車を運転せず、徒歩でいかなければなりません・・・。
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2階の、「からまつ」という部屋に案内していただきました。
部屋は十分な広さ。清掃も行き届いています。
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廊下には共用の冷蔵庫が。
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部屋数は1階に1部屋。2階に4部屋。本館の部屋数は合わせて5部屋です。

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1階ロビーには漫画やお茶等が用意されています。

2箇所あるお風呂。2階は内湯。1階は露天風呂と内湯があります。
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2階。
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硫黄泉。硫化水素臭が漂っています。

1階のお風呂はこちら。
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小さめの内湯と、
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広い露天風呂。
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ぬるめのお湯なのでゆっくり入浴できます。
お湯が出ている場所が数か所あり、その近くだと心地よいのですが、
その他はかなり温め。-15℃。もしくはそれ未満の気温だったので追いつかなくて当然でしょう。

露天風呂は大好きなのですが、あまりにも寒いので2階の内湯にばかり入っていました。
部屋から近いということもありましたが。


夕食はこちら。
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夕食の時、
最初の1杯、生ビール・グラスワイン・ソフトドリンクのいずれかがサービスになっていました。
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天ぷらと小鉢類。

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刺身がなかなか立派です。
ボタン海老が大きい。サーモンも良いものを使っています。
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メインは豚のステーキ。
この肉、めちゃウマ。脂まで旨い。

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〆はアイス。
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どれもおいしくいただきました。
特に刺身と豚肉がおいしかった。


こちらが朝食。
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特筆する点は無いのですが、手作り感いっぱいのおいしい朝食でした。


アダージョは、テレビが映らないんです。
その代わり、新館のフロントでDVDをレンタルして部屋で見ることができます。
かなりの数があるのですが・・・
この時に選んだのが綾小路きみまろ のDVD。
こんなとこで綾小路きみまろかい!と、自分でツッコミながらもニヤニヤと観賞しました。
この宿は、お湯が新鮮だということもあり、硫黄の匂いが体に染みつきます。
温泉が好きな自分にはいいのですが、温泉から帰った次の日でも自分が硫黄泉の香りがするということに気付き、
「オナラしてないからね!」と、周囲に大声で言いたい気分にもなりました。


また、アダージョは山の中の民宿という感じでして、
・ 安い
・ 宿の方が我々に関与しない
・ メシがそこそこ旨い
・ 貸切風呂サイコー
というような、500マイルと似たような感覚になります。
山の民宿:アダージョ
海の民宿:500マイル
あ・・・・500マイルはちょっと高くなった感じだけど・・・。
(先日泊まったら、高いプランじゃないとカニは付かないと言われた)

札幌から遠くないことと、内容が良いのでぜひまた泊まりに行きたいと思いますが、
部屋数も少ないためなかなか空きが見つかりません。

空いている時はぜひ行ってみた方がいいというおススメできる宿です。




個人的評価
★★★★


湯ごもりの宿 アダージョ
北海道磯谷郡蘭越町字日ノ出554-52
0136-58-2290
日帰り入浴は新館に空き部屋がある時のみ。応相談。
今回の宿泊料金(1人あたり)
1泊2食 8,750円+入湯税150円+暖房費500円