【休館または閉館しています】 ニセコ薬師温泉旅館  再訪 (やくしおんせん)
2012.04.01



前回のニセコ薬師温泉旅館の記事
http://onsen.weblog.to/archives/2149736.html

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前にも1度訪問した薬師温泉旅館に行ってきました。
前回はとても感じが悪く、もう2度と行きたくない温泉の1つになっていましたが
泉質の良さに惹かれ、仕方なく(?)行ってしまいました。

今回は前回と違って、もうかなり雪が解けてきていますので入口もすんなりと入れる状態。
入ると、「入浴券はこちらに」というカゴがあり、そこに入浴券を入れて怒鳴られることなく入館。

ここは男女別浴の透明湯と混浴の濁り湯があり、
今回も透明湯に先に入りました。
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前回より透明度が高い。
先に入られているお客さんの話によると、もっと透明になることも多いそうです。

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深さ1m以上と思われるこの透明湯ですが、この日は底まで見える透明度でした。

この透明湯の方だけシャワー・洗い場があるのですが、シャワーは男女共に使用不可。
髪・体を洗えない風呂ってどうなんでしょう??

これも先に入っていたお客さんに教えていただいたのですが、
以前にシャワーの配管が凍結してしまい、それから使えないのだそうです。
このお客さん、もうそろそろ直ったかな~と思って石鹸などをセットで持ってきたそうですが、残念ながら直っていない・・・と。
まぁ、仕方ないです。
風呂としては失格だと思いますが、それを許せるほど泉質がいいのは確かなことです。

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透明湯にしばらく浸かり、それから混浴の濁り湯へ移動。

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こちらも変わらず素晴らしい泉質。
透明湯・濁り湯共に足元から直接湧き出る100%天然温泉。
類稀な、ごく希少な天然温泉であることは間違いないでしょう。
泉質は肌に良い、ナトリウムー塩化物泉。
温い湯のため長時間入れるので、時間が長く入れる分、肌への吸収も多くなるのではないでしょうか。
本当にツルツルになります。

結局2時間以上浸かっていました。
温泉としてこれほど素晴らしい泉質のところも少ないのではないかと思います。
ただ問題は、前回も書きました通り、
「薬師温泉」という有名なブランドに腰かけた殿様商売な客扱い。
それと、清潔感の無さ。
入口にスリッパが置いてありますが、もうボロボロでベトベトしています。
しかし、そのスリッパを履かないと虫の死骸だらけのあの廊下は怖くてあるけません。
浴室前の脱衣場も足臭いというか、生乾きのニオイが充満しています。

こんなところにサービス精神が・・・?と思われる、意味のわからないじゃがいも。
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周りに虫の死骸があるので怖くて食べられません・・・。

「そんなに嫌なら行くな!」
と言われそうですが、それでもたまに行きたくなるという魅力的な泉質・・・。
汚さを我慢するか、あの素晴らしい泉質に入るのを諦めるか。
難しい選択の中、ふとしたときに、ごくたまーに行ってしまう温泉であります。


個人的な評価
★★★

ニセコ薬師温泉
北海道磯谷郡蘭越町字日の出370
0136-58-3057
日帰り入浴 300円 (6時~21時)
宿泊 1泊2食 5,775円~