料亭湯宿 銀鱗荘
2020.9
前回宿泊時の記事はこちら
https://onsen.weblog.to/archives/57163225.html
小樽の料亭旅館、銀鱗荘。
本館の2階と新館は源泉100%の客室露天風呂が付いている、とても快適な宿です。
入り口付近に車を近付けるとすぐに番頭さんが車に寄ってきてくださって
荷物を運んでくれます。
入ってすぐ、女将さんと女中さんが並んで挨拶いただけるのですが、
今回は残念ながら女将さんはお休みでした。
銀鱗荘はしばらく前にニトリの経営になっているので、
無休のブラック勤務はできなくなっているのでしょうね。
部屋までの廊下も前回同様美しい内装です。
レトロな雰囲気で、とても落ち着きます。
今回の部屋は新館の1番奥の部屋。
このテーブルですが・・・
ピッカピカです。
漆塗り?鏡のようにピカピカ。
とても高そうなテーブルです。
冷蔵庫の中の物は料金に含まれています。
小樽ビールがうまい。
部屋から外の景観。
天気は良くないけど、毎日の生活では見れない景色を見ると
普段の生活から抜け出せた気分になれて現実逃避ができます。
まずはビール・・・というのもいいのですが、
今回はあえてお茶と饅頭を食べてから、前回はほぼ入らなかった大浴場へ。
外の景観が素晴らしい。
部屋からの景色も露天風呂からの景色も、ここほど素晴らしいところは少ないです。
客室風呂はこちら。
十分に広いスペースで快適です。
銀鱗荘のウリでもある食事はこちら。
先付けと前菜。
手前にある生ハムの付いたもののクリームチーズがめちゃウマ。
驚く旨さです。凝縮させた牛乳?練乳は入ってないよね?クリームチーズと言われたらそうだけど、自分の知っているクリームチーズではありません。
生ハムの塩分と最近流行りのシャインマスカットと合わせる食べ方なんて衝撃的です。
この一口にかなりの金額を払いたくなる味です。
ウニ豆腐。
口に入れた瞬間からウニ。味わう前にウニを感じます。
アワビ。
カニ味噌豆腐
お造り。
白身は松川カレイです。
以前は幻の・・・と言われていましたが、最近は普通に出回っていますね。
小さいグラスに盛られたウニですが、
よく、「磯の香りがしておいしい〜」という海産物がありますが、
このウニは「磯の香り」がほぼ無し。
というか、邪魔な味も香りもなく雲丹そのもの。
ウニなんだから、ウニの味と言われればそのままですが、
一言で言えば「こんな旨いウニ食ったことない」というものでした。
きんき塩焼き
骨抜きしてくれています。
そんなキンキの味に骨抜きにされました。
ここの料理は付け合わせているものもおいしい。
彩りをつけるためのものではなく、1品1品の味として完成されています。
北あかりをバター餡で。
甘くておいしい。
白老牛ステーキ
最初、お品書きを見た時には
「2切れくらい来るんだろうなー」と思っていましたが
けっこうな量がきました。
くどい脂の味がしない、とてもおいしいステーキでした。
たらば蟹の洗い。
食材としてはいいのですが、ここの料理としては不要な感じも・・・。
デザート。
の、他に・・・。
訳あって、さらに1品サービスで出てきました。
厨房からのごめんなさいの気持ちということでした。
何があったかは記載しません。
その件に関して全く怒ってもいないし不満でもありませんでした。
一言で、「最高においしかったです」以外には何も思っていませんので。
でも、せっかく出してもらったものなのでメロンもいただきました~。
朝食はこちら
米がうまい。味噌汁もうまい。
トマトもうまいしギンダラ西京漬けもうまい。
玉子焼きも美しい。
朝ごはんも文句なしに最高です。
ここの満足度はハンパじゃないですね~。
特に食事と景観に関しては他になかなかないレベルだと思います。
ぜひまた行きたい宿です。
個人的評価
★★★★★
料亭湯宿 銀鱗荘
北海道小樽市桜1丁目1番地
0134-54-7010北海道小樽市桜1丁目1番地
敷地内に「グリル銀鱗荘」というものがあり、
そこはランチコースと日帰り入浴のセットもやっています。
宿泊料金:その時々により異なると思います。1人35,000円程度が目安
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