登別カルルス温泉 鈴木旅館
2012.04.07



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オロフレ荘からのハシゴで回った温泉。

オロフレ荘では、名湯カルルスの素晴らしさを深く実感させてもらいました。
カルルスで名前の知れた温泉宿と言えば、
ホテル岩井湯元 オロフレ荘森の湯 山静館
そして今回した鈴木旅館。
「かめや(イアン)」という温泉旅館もあったのですが、休業中もしくは閉館したようで、
建物の前には雪が積みあがっており、入れない状態に見えました。

さて、鈴木旅館は明治33年から続く歴史ある老舗温泉旅館です。
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昔から続く旅館ですが、改装をしている部分があるのと、
行き届いた清掃によってとても綺麗な印象を受ける。

入口で入浴料1人500円を支払うと、とても感じの良い女将さんが遠路の運転を労う言葉を投げかけてくれる。

女将 : 「雪の中、わざわざいらっしゃっていただいてありがとうございます。ごゆくりしていってくださいね。」

温泉で体を解す前に精神的な癒しを施してくれるのはとてもありがたいことです。

2階に上り、浴場へ。

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温泉は男女別。内湯のみです。
男女共に同じような造りになっています。

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入って左に「打たせ湯」があり、左手前が「温めの湯」。
左奥が「熱めの湯」で、奥の突き当りが通常くらいの湯温。
右手に洗い場と、かぶり湯。

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それぞれの湯船に名前がついていました。

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玉の湯。源泉そのままで、かなり熱い。

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玉の湯の隣の気泡湯。
玉の湯以外は源泉に加水をして適温にしている。

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泉の湯。
玉の湯と気泡湯の中間くらいの温度で、ちょうど良い温度。

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湯量は豊富で、もちろん掛け流されている。

オロフレ荘の方が温泉の濃度が強く感じるのは気のせいでしょうか。
こちらは加水しているからかな?
でも、どちらもとても心地よいお湯です。
カルルスのお湯、とっても気に入ってしまいました。
そして、何より鈴木旅館は清潔なのはもちろん、対応等もすべて気持ち良く過ごさせていただいたことが印象的でした。
湯質が素晴らしいからといって傲慢な経営をしている温泉旅館なんてたくさんある中でこの好印象な対応は
温泉で心も体も癒されたいと思っている湯治客や旅行客にとって、とても嬉しいことだと感じます。


個人的評価
★★★★


鈴木旅館
北海道登別市カルルス町12番地
0143-84-2285
入浴料 500円 (12:00~20:00)
1泊2食 5,400円~