ニセコ五色温泉郷 五色温泉旅館 (にせこごしきおんせんきょう ごしきおんせんりょかん)
2011.11.05 日帰り入浴
ニセコ周辺にはたくさんの温泉がある。
競争が激しいためか、他の北海道内の温泉郷より幾分かレベルが高い気がする。
特にこのニセコ近辺は源泉掛け流しも多く、混浴も未だに多く残っている。
五色温泉旅館も"一応"は混浴露天風呂がある。
"一応"と書かなければいけないのはまた後程に書き記します。
さて、五色温泉旅館は国道5号線からかなりの山道を登ってたどり着く秘境。
アンヌプリを眺めながら登ること20分程度でしょうか。五色温泉郷に辿り着くと強めの硫黄臭が鼻につきます。
手前の建物が本館。
奥の黄色い建物が新しくできた別館。
別館は湯治に使われているようで、素泊まりのみの場所となっているようです。
(夏場の土日祝のみ日帰り入浴もやっているとのこと。)
硫黄の香りを感じながら本館入口に入り、券売機で日帰り入浴500円を支払い、右手にあるフロントへ券を提示。
そこから奥へ入って行くと、
・ 通常の男湯、女湯
・ 改装して新しくなった「からまつの湯」
がありますが、
他に、けっこう皆さんに知られていない混浴露天風呂もるんです。
フロントから温泉へ行く途中の廊下に自動販売機が置いてあり、そこの大窓からベランダへ出るような形になっているので、そこを出ると・・・。
下に何やら古い小屋のようなものが見えてくる。
ここが混浴露天風呂の脱衣場になっていて、そこで着替えて奥の露天風呂に行くのですが、
脱衣場の入り口付近には大きなクモの巣があったり、小屋の中が汚れていたりと
あまり手を入れていないように見受けられます。
初めて入る時にはこの暗い雰囲気と虫の死骸などに困惑してしまいましたが何度か行っているうちにある程度は慣れました。
薄暗い脱衣場で服を脱ぎ外へ出ると、五色温泉特有の美しい温泉の色合いが広がります。
温泉の色は白?青??エメラルドグリーン??
何色と表現したら適切なのか判断のつかない、何とも言えない美しいお湯が惜しげもなく掛け流されている。
注ぎ込み口周辺には真っ白な湯の花がついている。
湯船にもこの白い湯の花が大量に沈んでいるため、風呂に入るとこの湯の花がお湯の中を舞うため、最初より白色が濃くなる。
あんまり考えすぎるとよくないのですが、この混浴露天風呂は手を入れてないようなので、
相当数の虫も湯の花と一緒に沈殿している。
白い湯の花で見えなくなっているが、足の裏がちょっと良からぬ感触を感じ取ってしまうのも事実ではあります。
以前まではこの混浴露天風呂へ来るためのガラス扉周辺に「混浴露天風呂こちら」というような看板を提げていたが、今はもう無い。
この旅館としてお客さんに提供している温泉はあくまでも奥にある一般の男湯・女湯と、
からまつの湯(こちらも男女別)という形であり、
混浴露天風呂は、「どうしても入りたいという希望のお客さんだけ、この状態でもよければご勝手にどうぞ」
という提供の仕方になっているように見える。
まぁ、確かにこの状態でも入りたいんですけどね・・・。
たまに底の方がお湯ではなく、完全に「水」という温度のこともありますが、そこは我慢して他のお風呂に逃げ込むことにします・・・。
このように、"一応"、混浴露天風呂が存在します。
混浴露天風呂以外のお風呂はこちら。
男女、内湯2・露天1あります。
次の画像が最近になって改装された、からまつの湯。
男女、内湯1・露天1あります。
どちらもとても綺麗に清掃されている。
混浴露天風呂のように、虫の死骸を踏むことにドキドキしなくて良いので安心感が違います。
お湯の質はとても良い。
硫化水素泉。口に含むと硫黄臭と強めの酸味を感じる。
肌触りはサラリとした感触。
他の温泉と比べて手の指がすぐシワシワになる。吸収率の高い湯質なのだろうか。
そして、風呂上りのツヤツヤ感も素晴らしい。
本館と別館に、温泉の湧いているところがあり、
そこで湧いたものが別館で使われている。
(本館のお湯は山の方で湧いたものを引いている。)
幻想的な美しさを放つ色合い。
湧き出たばかりのこの温泉に手を入れると、すぐにツルツル感が感じられる素晴らしく良質な源泉。
ここで湧いているお湯をすぐ隣の五色温泉別館まで引いているのですから
本館も十分素晴らしいのですが、別館はさらに新鮮で良質な温泉なのかもしれません。
個人的な評価
★★★
ニセコ五色温泉旅館
虻田郡ニセコ町ニセコ510
0136-58-2707
日帰り入浴500円 (2017.9.3訪問時 700円に変更になっていました)
1泊2食 8,550~
素泊まり 5,400円
素泊まり (別館) 3,615円
2011.11.05 日帰り入浴
ニセコ周辺にはたくさんの温泉がある。
競争が激しいためか、他の北海道内の温泉郷より幾分かレベルが高い気がする。
特にこのニセコ近辺は源泉掛け流しも多く、混浴も未だに多く残っている。
五色温泉旅館も"一応"は混浴露天風呂がある。
"一応"と書かなければいけないのはまた後程に書き記します。
さて、五色温泉旅館は国道5号線からかなりの山道を登ってたどり着く秘境。
アンヌプリを眺めながら登ること20分程度でしょうか。五色温泉郷に辿り着くと強めの硫黄臭が鼻につきます。
手前の建物が本館。
奥の黄色い建物が新しくできた別館。
別館は湯治に使われているようで、素泊まりのみの場所となっているようです。
(夏場の土日祝のみ日帰り入浴もやっているとのこと。)
硫黄の香りを感じながら本館入口に入り、券売機で日帰り入浴500円を支払い、右手にあるフロントへ券を提示。
そこから奥へ入って行くと、
・ 通常の男湯、女湯
・ 改装して新しくなった「からまつの湯」
がありますが、
他に、けっこう皆さんに知られていない混浴露天風呂もるんです。
フロントから温泉へ行く途中の廊下に自動販売機が置いてあり、そこの大窓からベランダへ出るような形になっているので、そこを出ると・・・。
下に何やら古い小屋のようなものが見えてくる。
ここが混浴露天風呂の脱衣場になっていて、そこで着替えて奥の露天風呂に行くのですが、
脱衣場の入り口付近には大きなクモの巣があったり、小屋の中が汚れていたりと
あまり手を入れていないように見受けられます。
初めて入る時にはこの暗い雰囲気と虫の死骸などに困惑してしまいましたが何度か行っているうちにある程度は慣れました。
薄暗い脱衣場で服を脱ぎ外へ出ると、五色温泉特有の美しい温泉の色合いが広がります。
温泉の色は白?青??エメラルドグリーン??
何色と表現したら適切なのか判断のつかない、何とも言えない美しいお湯が惜しげもなく掛け流されている。
注ぎ込み口周辺には真っ白な湯の花がついている。
湯船にもこの白い湯の花が大量に沈んでいるため、風呂に入るとこの湯の花がお湯の中を舞うため、最初より白色が濃くなる。
あんまり考えすぎるとよくないのですが、この混浴露天風呂は手を入れてないようなので、
相当数の虫も湯の花と一緒に沈殿している。
白い湯の花で見えなくなっているが、足の裏がちょっと良からぬ感触を感じ取ってしまうのも事実ではあります。
以前まではこの混浴露天風呂へ来るためのガラス扉周辺に「混浴露天風呂こちら」というような看板を提げていたが、今はもう無い。
この旅館としてお客さんに提供している温泉はあくまでも奥にある一般の男湯・女湯と、
からまつの湯(こちらも男女別)という形であり、
混浴露天風呂は、「どうしても入りたいという希望のお客さんだけ、この状態でもよければご勝手にどうぞ」
という提供の仕方になっているように見える。
まぁ、確かにこの状態でも入りたいんですけどね・・・。
たまに底の方がお湯ではなく、完全に「水」という温度のこともありますが、そこは我慢して他のお風呂に逃げ込むことにします・・・。
このように、"一応"、混浴露天風呂が存在します。
混浴露天風呂以外のお風呂はこちら。
男女、内湯2・露天1あります。
次の画像が最近になって改装された、からまつの湯。
男女、内湯1・露天1あります。
どちらもとても綺麗に清掃されている。
混浴露天風呂のように、虫の死骸を踏むことにドキドキしなくて良いので安心感が違います。
お湯の質はとても良い。
硫化水素泉。口に含むと硫黄臭と強めの酸味を感じる。
肌触りはサラリとした感触。
他の温泉と比べて手の指がすぐシワシワになる。吸収率の高い湯質なのだろうか。
そして、風呂上りのツヤツヤ感も素晴らしい。
本館と別館に、温泉の湧いているところがあり、
そこで湧いたものが別館で使われている。
(本館のお湯は山の方で湧いたものを引いている。)
幻想的な美しさを放つ色合い。
湧き出たばかりのこの温泉に手を入れると、すぐにツルツル感が感じられる素晴らしく良質な源泉。
ここで湧いているお湯をすぐ隣の五色温泉別館まで引いているのですから
本館も十分素晴らしいのですが、別館はさらに新鮮で良質な温泉なのかもしれません。
個人的な評価
★★★
ニセコ五色温泉旅館
虻田郡ニセコ町ニセコ510
0136-58-2707
日帰り入浴
1泊2食 8,550~
素泊まり 5,400円
素泊まり (別館) 3,615円